限界まで走ると、怖さが分かる…。

人&人リレー Vol.47 2005年9月10日号


金子 年一

Toshikazu Kaneko (48才) B型  三条四日町生

●レーシングチーム『倶楽部ダントツ(CD1)』 事務局長



昭和31年7月29日 『橋本屋支店』の長男に生まれる。
昭和46年 三条市立第一中学を卒業、加茂暁星学園高校に入学。 
昭和49年 暁星短期大学
(現新潟中央大学)に進学。
昭和51年 家業の『ファミリーはしもと』に就職。
  〃    レーシングチーム『CD1』を設立。
昭和55年 十日町のラリー大会『シルクロード』(1300cc)で優勝。
昭和58年 下田の楢山に、ダートトライヤルのコースを作る。 
昭和60年 『ファミリーはしもと』を継ぐ
平成13年 三条飲食店組合の企画担当を務める。



▲厨房にて。
働かざる者、食うべからず。今時なんですが、うちの家訓なんです。
でも食堂だから、食うのには困らない。だから、うちの子供には昔から小遣いがない。ほしいものがあったら、自分で稼ぐ。働いて何ぼ、なんですよ。
俺も中学時代から、店の配達をしてました。働きながら高校へ行き、大学に通い、好きなことをやっていた。
高2まではバンドを。初めはビートルズ、それからキャロルのコピーなんかを。
ある時バイクに出会って、モトクロスに夢中になった。下田にヤマハのコースがあってね、そこに日参して走っていた。
その後、ラリーに転向。石原裕次郎の『栄光への2000キロ』を見て、「俺はこれになるんだ!」って思いましたね。サファリラリーで優勝した篠原健次郎にも憧れた。
三菱から16ミリ映画を借りてきて、フィルムが擦り切れるまで何十回も見ましたよ。ついにはランプが切れて…。
昭和55年だったかな、十日町CAT’S主催の『シルクロードラリー』(1300ccクラス)で優勝。あれは、いい思い出です。
でも結婚して、子供ができ、「ここで事故ったら…」と思いだすと走れなくなった。



▲ダートトライヤルの様子。
レーシングチーム『倶楽部ダントツ(通称CD1)』を結成したのは、昭和51年頃かな。後継者の育成が目的です。
仲間5人と下田の楢山南斜面を切り開いて、ダートトライヤル用のコース(1km)を作りました。レースを運営するために、JAFの公式審判員の資格も取得。毎年何回か大会を開いています。
ダートトライヤルは、一台づつ1000メートルのコースを走ってクラス別でタイムを競い合う競技です。使用する車は、市販車を JAFの規定に従って室内にロールバーを入れるなど補強してあります。
その上で、性能の限界に挑戦する。当然事故も。スキーと同じで、転んで技術を身につけていく。限界まで走ると、車の怖さが分かるんです。
もと暴走族の会員もいますが、みんな一般の道路では無茶しなくなりました。
楢山は、なぜか赤土。
乾くとサラサラ、濡れるとベタベタで始末に悪いんです。砂利や滑りどめ剤を撒いたり、ずっと路面改良に苦労してきました。現在は散水車で木削酢(保水剤)入りの水を撒き、適度な路面状態を保っています




▲最近はカメラに興味が。
家業は飲食店。北新保にある『ファミリーはしもと』の店主です。
昔、四日町に『橋本屋本店』があって、うちは親父の代に、のれん分けしてもらった支店でした。創業者の神原初男氏は伝説的な人。三条で初めて水洗トイレを造り、店に自動ドアを付けたり。マットに乗るとドアが開く…。今じゃ当たり前ですが、当時はカルチャーショックでした。用もないのにトイレに行ったり…。
神原さんは厳しい方で、毎日支店を回り「こうしなさい」「ああしなさい」と指導。俺らにしてみれば、もう神の声でしたね。
昨年は、水害で店が水没。大変でしたが、貴重な体験をしました。
何人もの仲間が駆けつけてくれ、店を復旧。思ったより速く、営業を再開できました。人間関係の大切さを、改めて実感しましたね。
最近は、カメラとパソコンに凝ってます。
デジカメで撮ってパソコンで加工し、写真投稿の掲示板にアップする。上手く写らないし、加工も難しい。自分で思うようにならないのが面白い。
掲示板で「ああだ」「こうだ」言っているうち、大分や大阪、群馬など日本全国に写真仲間ができた。この11月には、「京都で撮影会をしよう」なんて話がでています。三条でも、デジカメの同好会を作りたいですね。



Vol.01 羽生 哲朗 ●観世流林声会代表

2001年8月10日号

Vol.02 福田 健男 ●新潟県弓道連盟理事長

9月11日号

Vol.03 関川 精子 ●紙人形教室「野鶴会」副会長

10月10日号

Vol.04 野水 寛 ●三条ウエイトリフティング協会会員

11月10日号

Vol.05 須藤 成二 ●六角巻凧製造元須藤凧屋

12月8日号

Vol.06 金内 章 ●三条市バレーボール協会会長

2002年1月10日号

Vol.07 大竹 日出男 ●将棋駒師 号・竹風

2月10日号

Vol.08 村上 裕行 ●三条太極拳協会 指導部長

3月10日号

Vol.09 田巻 勇一 ●田巻製作所 墨坪彫師

4月10日号

Vol.10 捧 孝夫 ●県バトミントン協会副会長

5月10日号

Vol.11 若月 チエ子 ●絵本読み聞かせボランティア

6月10日号

Vol.12 増田 完市 ●県馬術連盟理事

7月10日号

Vol.13 吉田 正禄 ●百人一首 三条九重会会長

8月10日号

Vol.14 兵 正浩 ●三条市アーテェリー協会 指導部長

9月10日号

Vol.15 小林 良範 ●三条ホタルの会 会長

10月10日号

Vol.16 内山 哲男 ●三条サッカー協会理事長

11月10日号

Vol.17 栗山 香園 ●押絵教室「芳洲会」主催

12月10日号

Vol.18 今井 章司 ●ルーキーズ三条ミニバスケットボールスポーツ少年団団長

2003年1月10日号

Vol.19 長野 親情 ●星空ファクトリー代表

2月10日号

Vol.20 神山 雅志 ●知的障害者水泳指導ボランティア

3月10日号

Vol.21 長井 菜央子 ●(社)NBA日本バーテンダー協会会員

4月10日号

Vol.22 米山 俊司 ●三条市スポーツ少年団理事長

5月10日号

Vol.23 藤井 ふさ子 ●三条市点訳奉仕会 代表

6月10日号

Vol.24 小林 信 ●三条市卓球連盟会長

7月10日号

Vol.25 土田 恵子 ●生涯学習インストラクター 押し花を楽しむ会主宰

8月10日号

Vol.26 伊藤 博 ●合唱教室主宰

9月10日号

Vol.27 土田 英雄 ●三条市ソフトテニス連盟会長

10月10日号

Vol.28 滝澤 亮子 ●音楽教室主宰

11月10日号

Vol.29 原 吉郎 ●少林寺拳法 新潟三条支部道場支部長

12月10日号

Vol.30 近藤 たつ子 ●三条中国友好市民の会(ニーハオの会)代表

2004年1月10日号

Vol.31 小林 厚子 ●丸井今井邸 子どもビーズ教室指導者

2月10日号

Vol.32 山崎 道子 ●ヨーガ教室 講師

3月10日号

Vol.33 三上 幾代 ●NPO法人車椅子社交ダンス普及会三条支部支部長

4月10日号

Vol.34 川瀬 和敏 ●特定非営利活動法人環境NPO良環 代表

5月10日号

Vol.35 小杉 洋児 ●三条バラ愛好会 会長

6月10日号

Vol.36 田斎 實 ●全国水墨画会県央三条支部 支部長

7月10日号

Vol.37 佐藤 茂 ●三条歴史研究会 会長

10月10日号

Vol.38 長谷川 達栄 ●五十嵐川漁業共同組合 組合長

11月10日号

Vol.39 堀内 俊夫 ●三条市域消防本部 消防長

12月10日号

Vol.40 加藤 昇 ●丸井今井邸保存会 会長

2005年1月10日号

Vol.41 片貝 幸久 ●法華宗総本山本成寺鬼踊奉賛会 会長

2月10日号

Vol.42 外山 善一 ●三条市民謡連盟講師

3月10日号

Vol.43 池田 慶郎 ●三条鍛冶集団筆頭師範

4月10日号

Vol.44 近藤 吉昭 ●凧の愛好会『隆青会』代表

5月10日号

Vol.45 杉野 真司 ●『三条かけはしの会』 代表

6月10日号

Vol.46 関 雄一 ●『新潟県現代詩人会』 代表

7月10日号

番外編 みずすまし ●『私の7.13水害』発刊グループ

8月10日号









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