人と人との交流によって得られたエネルギーは大きな力になる。

人&人リレー Vol.30 2004年1月10日号



 


近藤 たつ子

Tatuko Kondo (52才) AB型  三条市生

●三条中国友好市民の会(ニーハオの会)代表

三条市の友好都市、中国・顎州市から三条商工会議所が受け入れている研修生や近隣に住む中国人との交流を市民レベルで継続的に行うことなどを目的に、98年1月「ニーハオの会」を発足。同年8月から代表を務めている。


野外活動で交流を深める。
一年間という限られた時間内で多くの日本人と交流してみたい研修生と中国語や中華料理、文化に興味があり、中国の人たちと話しをしてみたいと思っている日本人。その思いをひとつにして出会いの場を作っていこうというのが「ニーハオの会」です。
6年前に発足し、現在会員は研修生を除いて30名。興味を持っていることに違いはありますが、共通しているのは、異文化に触れ、新たな出会いや発見を求めているということ。会では、研修生を講師に中華料理講習会を開いたり、ハイキングやバーベキューなど様々なイベントを企画して交流を深めています。また、研修生にとっての悩みの種である日本語習得の手助けができればと毎週日曜日の夜に「友好の広場」を設けコミュニケーションをはかっています。日本語には日本の文化が深くかかわっているから、日本の普通の暮らしを知らないと理解できないことが多いのです。だから旬のものを一緒に味わったり伝統行事に触れたりしながら日本の風習を感じて欲しいと思っています。


中華料理講習会。
得意の腕前を披露する研修生

私が中国語を勉強するきっかけとなったのは、中華料理講習会にはじめて参加した時、研修生が作る本場中国の味と中国語の響き、そしてその研修生の人柄に触れ感激したからでした。中国語っていいなぁー。自分の中で一気に盛り上がっていたその矢先、偶然、三条市が主催する中国語講座が始まることを知り、受講することになったのです。
そこで講師を務めた徐 送迎先生との出会いが、私のその意欲に更に拍車をかけたのです。徐先生が話す中国語の発音、書く文字、話しの内容…。全てが私にとって未知の世界のことばかりで刺激的であり魅力的でもありました。同じ女性として年齢も近く、子育ての話しをしたりと親近感も持てたのです。私自身その頃ちょうど子育ても一段落して新たに何かを始めたいと思っていた時だったので、中国語がストーンとはまったのかもしれません。次第にその講座だけでは物足りなさを感じるようになり語学教室に通い本格的に勉強を始めました。それから10年。今では、研修生との会話に不自由を感じることもなく、日本語を教えることができるようにもなりました。教科書だけで勉強していたのではここまで続かなかったし、これ程話せるようにはならなかったと思います。この10年の間に出会った研修生や中国語の先生、多くの人たちが私に刺激を与え成長させてくれたのです。

第12次研修生歓迎会。
ダンスなどで楽しく過ごした。

日常的に外国語が飛び交うような社会になりましたが、市民レベルでの交流には、まだ壁があります。周りを見てみると他にも外国の人たちが、たくさん住んでいるのですが、なかなか声をかけられないのが現実です。しかし今後はそういう方たちにも積極的に声を掛け交流の輪を広げていければと考えています。人と人との交流によって得られるエネルギーは自分の中で大きな力になります。そんな力を私はこれまで多くの人たちからいただいてきました。だから、私もより多くの人たちにそのエネルギーを与えられるよう活動を続けていかなければと思います。



Vol.01 羽生 哲朗 ●観世流林声会代表

2001年8月10日号

Vol.02 福田 健男 ●新潟県弓道連盟理事長

9月11日号

Vol.03 関川 精子 ●紙人形教室「野鶴会」副会長

10月10日号

Vol.04 野水 寛 ●三条ウエイトリフティング協会会員

11月10日号

Vol.05 須藤 成二 ●六角巻凧製造元須藤凧屋

12月8日号

Vol.06 金内 章 ●三条市バレーボール協会会長

2002年1月10日号

Vol.07 大竹 日出男 ●将棋駒師 号・竹風

2月10日号

Vol.08 村上 裕行 ●三条太極拳協会 指導部長

3月10日号

Vol.09 田巻 勇一 ●田巻製作所 墨坪彫師

4月10日号

Vol.10 捧 孝夫 ●県バトミントン協会副会長

5月10日号

Vol.11 若月 チエ子 ●絵本読み聞かせボランティア

6月10日号

Vol.12 増田 完市 ●県馬術連盟理事

7月10日号

Vol.13 吉田 正禄 ●百人一首 三条九重会会長

8月10日号

Vol.14 兵 正浩 ●三条市アーチェリー協会 指導部長

9月10日号

Vol.15 小林 良範 ●三条ホタルの会 会長

10月10日号

Vol.16 内山 哲男 ●三条サッカー協会理事長

11月10日号

Vol.17 栗山 香園 ●押絵教室「芳洲会」主催

12月10日号

Vol.18 今井 章司 ●ルーキーズ三条ミニバスケットボールスポーツ少年団団長

2003年1月10日号

Vol.19 長野 親情 ●星空ファクトリー代表

2月10日号

Vol.20 神山 雅志 ●知的障害者水泳指導ボランティア

3月10日号

Vol.21 長井 菜央子 ●(社)NBA日本バーテンダー協会会員

4月10日号

Vol.22 米山 俊司 ●三条市スポーツ少年団理事長

5月10日号

Vol.23 藤井 ふさ子 ●三条市点訳奉仕会 代表

6月10日号

Vol.24 小林 信 ●三条市卓球連盟会長

7月10日号

Vol.25 土田 恵子 ●生涯学習インストラクター 押し花を楽しむ会主宰

8月10日号

Vol.26 伊藤 博 ●合唱教室主宰

9月10日号

Vol.27 土田 英雄 ●三条市ソフトテニス連盟会長

10月10日号

Vol.28 滝澤 亮子 ●音楽教室主宰

11月10日号

Vol.29 原 吉郎 ●少林寺拳法 新潟三条支部道場支部長

12月10日号




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