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少林寺拳法は、戦後、敗戦によって世の中が荒れていた頃、青少年の心身を鍛え、健全な育成の手伝いをしようと、中国から帰国した開祖 宗 道臣によって創始されました。
開祖は中国在住中に学んだ各種の拳法を再編し独自の少林寺拳法を創案し、香川県に道場を建て道を説き始めたのです。
少林寺拳法の技法の特徴として技は全て自分を守ることから始まっており、攻撃技が数少ないということ。そして試合は勝ち負けを争うようなものではなく二人一組になり技を掛け合いその正確さなどが採点されるというものです。
また、人づくりの修行道として心身ともに調和のとれた強さを身に付けるために自分自身を鍛え自己に対する信頼心を育て、自信を持つことが強さにつながるとし、自分に強さを身に付けたなら半分は他人のために尽くせ。自分を生かし他人も生かす。という教えを説いているのです。 |
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私が少林寺拳法を始めたのは、就職してまだ東京に住んでいた20代の頃。もともと格闘技に興味があり空手とか合気道とかをやってみたいと思っていたのですが、ちょうど近くに少林寺拳法の道場が開くと聞いて行ってみたのがはじまりです。当時、道場には技法はもとより先生たちの話がおもしろくって通っていたという感じです。その後三条に戻ってきてからもしばらく修行を積み30代で正拳士四段をそして指導者としての資格を得ました。
現在は子どもたちを中心に指導しています。修行の基本ともいえる合掌礼、坐禅そして声を出すことなどを特に大切にしています。それから技法。少林寺拳法は勝ち負けを争うものではなく二人一組になって技を掛け合うことが主体となるので、お互いに技を研究し合い一緒に上達しようという気持ちを持ってほしいと思っています。自分だけがわかるのではなく相手にも教えてあげる。そういう実体験から子どもなりに学ぶことも多いはずです。 |
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私たち指導者も年に一度は本部で講習を受けます。そこでよく「指導者は人を引き付けられるような人格になりなさい。」とよく言われます。私が少林寺拳法を続けてこられたのは、はじめて教わった時の先生たちの人間的な魅力にやはり引かれたからではないかと思うのです。一人でも多くの子どもたちに少林寺拳法の魅力を伝えることができるよう私自身も「人を引き付けられる」そんな魅力ある指導者を目指していきたいと思っています。 |