
|
ルーキーズ三条の結成は、今から4年前の秋。当時、小学5年生の息子が「バスケットをやりたい!」と言い出したのがきっかけでした。
そんなにやりたければ学校のクラブに入ればいいじゃないかと、言いましたが学校のクラブには女子のチームしかなくて入れてもらえない。人数を集めたが、男子のチームは作ってもらえなかったー。と途方に暮れている息子を見かねて、バスケはほとんど未経験でしたがエネルギーを持て余しているこの子たちと一緒に遊んでやることは出来るだろう。そんな感覚で始めたんです。学校と交渉して体育館の空き時間を貸してもらいました。
そこから私と子どもたちとのバスケ遊びが始まったのです。 |
|
|

|
▲ |
BSN杯新潟県ミニバスケットボール三条・加茂・見附・南蒲原地区大会 |
|
子どもたちと接するようになってまず、私が目の当たりにしたのは体の動きの鈍い子どもたちの姿でした。今の子どもたちは外で体を動かして遊ぶということがほとんどありません。だから、いざ体を動かそうとしても思うように動かない。視野が狭く反応も鈍いのです。愕然としました。私の頃には考えられない。それだけではありません。いじめ関係のトラブルも多々あります。自分のことがきちんと伝えられない。また、相手の気持ちもわからない。コミュニケーションがうまくとれないからお互いに誤解が生じてしまうのです。全て、遊びを通してつきあっていないからだろうと思いました。その現状をわかってあげなければいけなかったのです。そこで、まずは、けが防止のため体が動かせるように、その神経系統をつなげていく必要がありました。ボールを触る以前に走ったり跳んだり方向を変えたりとフットワークに力を入れました。それをしばらく続けると動きの鈍い子どもたちもどんどん変わっていきました。さぁ、これから君たちはどうしたいんだ?と聞くと練習試合がしたいと言い出しました。知り合いに頼んで、なんとか練習試合をさせてもらいましたが、えらい赤っ恥をかいてしまいました。まず、おじぎの仕方からわからない。ちゃんと練習しているチームとただ遊ばせているチームとでは次元が違ったのです。それが子どもたちにとってはすごくくやしかったようです。今度は絶対勝ちたいと意気込み、目標を持ち始めた彼らのために指導者を招いて本格的に練習を開始しました。まず、声を出して挨拶することの大切さを教え、それから実践。スポーツ少年団に登録して公式試合にも出場できるようにしました。子どもたちは試合を重ねるごとに、くやしさをバネとし、他のチームの良い所を自分たちなりに吸収して成長していきました。そして平成12年、県央選抜大会でとうとう優勝することができたのです。 |
|
|

|
私は子どもたちからバスケットだけじゃなく多くの事を学びました。
同じ試合なら勝たせてあげたいというのが親心、団長心。しかし、勝つためだけにやっているわけではないし、また試合に出ることだけが全てじゃない。それぞれの子どもたちが持っている良い所を生かし、磨くことが大事なのです。
バスケットを通して体を思いっきり動かし、友達をたくさん作って楽しんで欲しい。それが私の指導方針であり、願いです。 |