ホタルの光には人の心を引きつける魅力があります。

人&人リレー Vol.15 2002年10月10日号




 


小林 良範

Yoshinori Kobayashi (47才) B型  三条市生

●三条ホタルの会 会長

「ホタルの生息する環境保全」を目指し、地域の自然環境について考えていこうと平成11年に三条ホタルの会を設立。三条市の大崎山、五十嵐川を中心に野外イベントを行い、その幅広く、積極的な活動が認められ設立わずか一年足らずして平成12年度県環境賞を受賞。また、「与十郎堤探検隊」を結成し、郷土の偉人、松尾与十郎の偉業をたたえ、足跡をたどるウォークラリーを実施するなど、市民が地域の自然と歴史に親しむ機会を提供している。



炭焼き体験。
「ホタルの住める環境を守ろう」をスローガンに身近な自然環境を見直し、将来的には里山の保護を目指して平成11年に会を結成しました。
その名も「三条ホタルの会」。ホタルを環境保全のシンボルと考え、また、ホタルが人の心を引きつける神秘的な光を放つように、会員一人一人が輝けるようにとの願いを込めて会の名前としました。会員の中には元教員や自然観察指導員、森林インストラクターなど多彩な人材がおり、得意分野の知識を生かしてみなさん生き生きと活動しています。
もちろん、私自身も自然の中で遊ぶのが大好きですから楽しみながら活動に力を入れています。結成当初は数名だった会員も現在では80名程になりました。


五十嵐川でみつけたウシガエル。

三条市の自然の宝庫と言われる大崎山と五十嵐川が私たちの活動拠点です。
まず、「身近な自然環境を知る」ことからと、今年度は親子で一緒に楽しめるように「大崎山野遊び楽校」、「五十嵐川自然塾」を計画しました。
大崎山では、春の里山散策に始まり、ナイトウォークで光るホタルの幼虫を観察し、夏休みには、子供たちと一緒に昆虫採集をして、標本作りをしました。また、火起こし体験をして土器やバウムクーヘンを焼いて食べ、遊びました。今後予定しているのは、きのこを採取してきのこ汁を作ろう、草木染め、木の実を使ったリース作りなどです。
また、五十嵐川では、川原の風景を眺めたり、付近の石、植物、昆虫、川に住む魚の種類を観察しました。こうして、自然からの贈り物とも言えるその季節にしか出会えない動、植物に接し、旬の食べ物を味わうことで、また新たな発見や感動が生まれます。
「自分たちの住んでいる地域にもこんないい場所があったんだ。」そんな感想を聞くとうれしくなりますね。こうやって、地域の自然に愛着を持つことが環境保全につながっていくのではないでしょうか。

「与十郎堤」探検まっぷ。

五十嵐川の自然や歴史を調べているうちに、個人的に興味深いものに出会いました。
それは、数百年来続いた水害から嵐南地区を救ってくれた郷土の恩人、松尾与十郎(1832〜1886)明治時代、彼は私財を投げ出し、五十嵐川左岸に堤防を築くために力を尽くした。その歴史的な偉業を広く市民にも伝えていこうと、「与十郎提探検隊」を結成。足跡をたどり「与十郎提」と命名して16キロのコースを整備しました。案内図を看板に仕立てて設置し、イラストマップまで完成させ、そして今年6月、市民も参加して歴史と自然の道を歩くハーフコース8キロのウォークラリーを実施。「よく知っている町でも知らないことがたくさんある」という声を聞きました。11月2日には残りのハーフコースを歩く予定です。
興味のある方は是非参加してみて下さい。
私は今後も地域の自然や歴史にこだわり、「再発見」できる機会を提供していきたい。それが地域への愛着や誇りにつながていくのではないかと思うから…。




8月10日号
羽生哲朗さん
●観世流林声会
代表
9月11日号
福田健男さん
●新潟県弓道
連盟理事長
10月10日号
関川精子さん
●紙人形教室
「野鶴会」副会長
11月10日号
野水寛さん
●三条ウエイト
リフティング協会会員
12月8日号
須藤成二さん
●六角巻凧
製造元須藤凧屋
1月10日号
金内章
●三条市バレー
ボール協会会長
2月10日号
大竹日出男
●将棋駒師
   号・竹風
3月10日号
村上裕行
●三条太極拳協会 指導部長
4月10日号
田巻勇一
●田巻製作所
 墨坪彫師
5月10日号
捧孝夫
●県バトミントン協会副会長
6月10日号
若月チエ子
●絵本読み
聞かせボランティア
7月10日号
増田完市
●県馬術連盟理事
8月10日号
吉田正禄
●百人一首 三条九重会会長
9月10日号
兵 正浩
●三条市アーチェリー協会 指導部長



ホーム

株式会社 宮原新聞舗
〒955-0861新潟県三条市北新保1-12-14
TEL.0256-33-1187
FAX.0256-34-5715
MAILmiyahara@yc-sanjo.com