大草原を駆け抜ける
爽快さがたまらない。

人&人リレー Vol.12 2002年7月10日号




 


増田 完市

Kanichi Masuda (50才) A型  十日町生

●県馬術連盟理事
●三条乗馬クラブ 事務局長

子どもの頃からスキーに夢中になり、年中滑っていたが、友人に乗馬に誘われたのをきっかけに乗馬に魅せられ、馬術の道に進む。
現在は、来年の北信越国体、7年後の2巡目国体に向け、選手の強化、育成に力を入れるため県馬術連盟の強化委員長を務めている。



毎朝、晩 手をかけてあげます
私は十日町出身なので、冬は雪と共に生活をしていました。
子どもの頃は雪下ろしをした雪で山を作り、滑っていたものです。なにせ雪が多くてスキー場に行くのも大変だったんですから。それでも、スキーがおもしろくって雪のない時季になると雪を求めて遠くまで行き、スキーを担いで山を登り山小屋やテントに泊まって年中滑っていました。
そんな私が乗馬に目覚めたのは20歳を過ぎてから。友人に誘われ小渕沢の乗馬クラブで馬に乗ったのがきっかけ。山あり谷ありの大草原を馬で走る爽快さと刺激的な楽しさにすっかり魅せられてしまいました。


競技会
障害飛越

1977年に三条乗馬クラブに入ってからは、仕事が自営業なのでなんとか時間のやりくりをしながら毎朝晩、馬の世話に通っています。飼い付けを行い、床を掃除し、運動をさせてあげます。クラブでは馬術競技用の馬、一般の人が乗馬を楽しめる乗用馬など目的別に馬を用意して調教しています。毎日、馬に乗って動きの約束事を繰り返し教えます。
そして、人間の言うことがちゃんときけたら愛撫し、にんじんをあげたりしてほめてあげるんです。こうして人間と馬との信頼関係を築いていくんですね。そのくらい出来ないと馬術までは進めません。なにせ人馬一体の競技ですから…。
馬術競技には基本となる馬場馬術のほかに、いわゆるジャンピングといわれる障害飛越、野外走行、カウボーイ風の独特なスタイルで競技するウエスタンなど様々。
競技会での一般的な種目はジャンピングか馬場馬術です。今は、高校生の息子と共に来年の北信越国体、7年後の2巡目国体に向けて特訓中。

人馬一体となっての競技

海外では、馬を産業として発展させている国が多くあります。
特に私はヨーロッパの乗馬施設、競技会を視察に行きますが非常に刺激的ですね。
馬術と共にまず、みんなが楽しめる施設の雰囲気。それから印象的なのが乗馬療法が盛んであること。治療のために乗る障害を持った人たちにも安全に乗馬できるような体勢が整っています。うちのクラブでも取り入れたいと思い、私も講習を受けそれ用の馬を用意して、一部実践し喜ばれているところです。今後も様々なことを取り入れていきたいと思っています。多くの人たちに馬と親しんでもらうために…。



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