子どもたちからもらう
パワーが元気の源。

人&人リレー Vol.11 2002年6月10日号




 


若月 チエ子

Chieko Wakatuki (73才) O型  三条市生

●絵本読み聞かせボランティア

小学校の教員を退職後、毎月1回第2土曜日に、三条市立図書館で幼児や小学生を対象に、おはなしの会「絵本だいすき」を開いて絵本の読み聞かせボランティアをしている。
また、市内の保育所や小学校からくる、おはなし会の「出前」の依頼にも応じるなど積極的に活動している。



語りかけるように
話す若月さん
「みんなぁ、これ何だかわかる?  そうキャベツだよね。みんなのおうちでは、キャベツをつかったお料理が出てくるかな?きょうは、まずこのキャベツのおはなしだよぉ。」
そんなふうに話しながら子どもたちと呼吸を合わせて絵本を開き始めます。
どんなおはなしが始まるか目を輝かせながら待つ子どもたちの表情がなんともいえずいいですねぇ。絵本を読み聞かせる時私が心掛けているのは、まず子どもたちと目を合わせ、顔を見ながら語りかけるように話すこと。そして悲しい場面では悲しそうに楽しい時にはうれしそうに感情をいれながら表現します。お互いの息づかいを感じ、その空気感が一致した時子どもたちは、どんどんおはなしの世界にのめり込んできます。絵本の内容を理解できない幼児でも、この空気感を感じとることができます。
小さいからまだ分からないだろう。なんて思わないで、子守唄がわりに絵本を読んで聞かせることもいんじゃないかなぁと思いますね。


子どもたちの目も
真剣です

三条市立図書館で絵本の読み聞かせボランティアを始めて15年。毎月1回第2土曜日に幼児や小学生を対象に、おはなしの会を開いています。
もともと本好きであり、40年近く小学校の教員をしていましたから子どもも大好きです。私が学校を辞める時に子どもたちに「先生学校を辞めてもまたみんなに絵本を読んであげようかなぁ」なんて言ってましたね。
それから縁があって図書館でお世話になっています。図書館の和室でおはなしの会をしているんですが、じっと聞いている子、私との会話を楽しみながらおはなしに参加してくる子お母さんの膝まくらで聞く子など様々。自分のスタイルで楽な気持ちで聞いてくれていいんです。おはなしの後に私は「きょうのおはなしどうだった?おもしろかった?」と聞くことはしません。子どもたちは、おはなしを聞いて大なり小なり何かを感じているんです。それを無理に聞いたりせずにあったかい気持ちになって帰ってくれればそれでいいと思うのです。それが私流のおはなし会かな(笑)

時には聞き役になることもあります

読み聞かせボランティアのほかに犯罪を犯してしまった少年たちと向き合う保護司のボランティアもしています。少年たちと一対一で話をし、親身になって話を聞いてあげる。
家を行き来して信頼関係を築いていくんです。小さいことでいい、何か世の中の役に立つようなことがしたい。そう思い活動しています。でも、実はそれらが全部自分自身の生活の張り合いにもなっているんですよねぇ。きっと人間同士の心の触れ合いが好きなんだと思います。
そして最近自分の中で心掛けているのは「声掛け運動」。登下校の子どもたちや近くのお年寄りに「おはよう、行ってこいね」「ご苦労さん、帰ってきたかね」「いっぱい買い物してきなったねぇ」・・・何でもいんです。声を掛けるようにしているんです。
私は、子どもや少年たちから若いパワーをいっぱいもらっているから元気でいられるのかもしれません。この元気をみんなにも分け与えれるよう私自身いつもハツラツとした表情でいたいなぁと思います。



バックナンバー
8月10日号
羽生哲朗さん
●観世流林声会
代表
9月11日号
福田健男さん
●新潟県弓道
連盟理事長
10月10日号
関川精子さん
●紙人形教室
「野鶴会」副会長
11月10日号
野水寛さん
●三条ウエイト
リフティング協会会員
12月8日号
須藤成二さん
●六角巻凧
製造元須藤凧屋
1月10日号
金内章
●三条市バレー
ボール協会会長
2月10日号
大竹日出男
●将棋駒師
   号・竹風
3月10日号
村上裕行
●三条太極拳協会 指導部長
4月10日号
田巻勇一
●田巻製作所
 墨坪彫師
5月10日号
捧孝夫
●県バトミントン協会副会長



ホーム

株式会社 宮原新聞舗
〒955-0861新潟県三条市北新保1-12-14
TEL.0256-33-1187
FAX.0256-34-5715
MAILmiyahara@yc-sanjo.com