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「みんなぁ、これ何だかわかる? そうキャベツだよね。みんなのおうちでは、キャベツをつかったお料理が出てくるかな?きょうは、まずこのキャベツのおはなしだよぉ。」
そんなふうに話しながら子どもたちと呼吸を合わせて絵本を開き始めます。
どんなおはなしが始まるか目を輝かせながら待つ子どもたちの表情がなんともいえずいいですねぇ。絵本を読み聞かせる時私が心掛けているのは、まず子どもたちと目を合わせ、顔を見ながら語りかけるように話すこと。そして悲しい場面では悲しそうに楽しい時にはうれしそうに感情をいれながら表現します。お互いの息づかいを感じ、その空気感が一致した時子どもたちは、どんどんおはなしの世界にのめり込んできます。絵本の内容を理解できない幼児でも、この空気感を感じとることができます。
小さいからまだ分からないだろう。なんて思わないで、子守唄がわりに絵本を読んで聞かせることもいんじゃないかなぁと思いますね。 |
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三条市立図書館で絵本の読み聞かせボランティアを始めて15年。毎月1回第2土曜日に幼児や小学生を対象に、おはなしの会を開いています。
もともと本好きであり、40年近く小学校の教員をしていましたから子どもも大好きです。私が学校を辞める時に子どもたちに「先生学校を辞めてもまたみんなに絵本を読んであげようかなぁ」なんて言ってましたね。
それから縁があって図書館でお世話になっています。図書館の和室でおはなしの会をしているんですが、じっと聞いている子、私との会話を楽しみながらおはなしに参加してくる子お母さんの膝まくらで聞く子など様々。自分のスタイルで楽な気持ちで聞いてくれていいんです。おはなしの後に私は「きょうのおはなしどうだった?おもしろかった?」と聞くことはしません。子どもたちは、おはなしを聞いて大なり小なり何かを感じているんです。それを無理に聞いたりせずにあったかい気持ちになって帰ってくれればそれでいいと思うのです。それが私流のおはなし会かな(笑) |
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読み聞かせボランティアのほかに犯罪を犯してしまった少年たちと向き合う保護司のボランティアもしています。少年たちと一対一で話をし、親身になって話を聞いてあげる。
家を行き来して信頼関係を築いていくんです。小さいことでいい、何か世の中の役に立つようなことがしたい。そう思い活動しています。でも、実はそれらが全部自分自身の生活の張り合いにもなっているんですよねぇ。きっと人間同士の心の触れ合いが好きなんだと思います。
そして最近自分の中で心掛けているのは「声掛け運動」。登下校の子どもたちや近くのお年寄りに「おはよう、行ってこいね」「ご苦労さん、帰ってきたかね」「いっぱい買い物してきなったねぇ」・・・何でもいんです。声を掛けるようにしているんです。
私は、子どもや少年たちから若いパワーをいっぱいもらっているから元気でいられるのかもしれません。この元気をみんなにも分け与えれるよう私自身いつもハツラツとした表情でいたいなぁと思います。 |